【酸素ボンベ】

 呼吸用のガス(通常は空気)を圧縮して携行するための容器である。日本語ではボンベと呼ばれること も多いが、英語ではtank(タンク)、bottle(ボトル:瓶)、ないしはシリンダー(cylinder:円筒)と呼ばれる。なお、酸素ボンベと呼ばれることが多いが、誤りであり、通常は一般的な大気と同じ成分の空気を用いる。

 重量の軽いアルミニウム製のものが用いられた時期もあったが、現在ではスチール(鋼鉄)製のものが 多く用いられている。内容積は6Lから15L程度で、日本では10Lか12Lのものが多い。充填圧力はかつ ては150気圧が標準であったが、現在は200気圧が標準的である。テクニカルダイビング用として300気圧のものも一部用いられる。

高圧ガス保安法(旧・高圧ガス取締法)により、許可を受けた高圧ガス製造業者でなければタンクに空気などのガスを充填してはならない。またタンクには、有資格者による5年に1回の検査を実施しSCUBAの文字を含む検査合格の刻印をする必要がある。